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最強のレインウェア 【ゴアテックス シェイクドライ】レビュー 雨でもランニング

せっかく気分良くランニングしようと思っていたのに雨で走れない。

そんなことありませんか?

雨でも関係なく走るよという方もいるかと思いますが、それでもベタベタになるので濡れたくはないものです。

夏ならシャワーランで気持ちいかもしれませんが、冬なら身体が冷えてしまいランニングどころではありません。

そんな時に活躍するのがレインウェアです。

ただランニングなど汗をかくようなアクテビティだと中で蒸れしまい快適とは言えません。

運動中に使用するレインウェアで有名なのが【ゴアテックス】です

ゴアテックス使用しているレインウェアは、透湿性がよく汗を発散してくれるのでウェア内が蒸れにくくなっています。

実はこのゴアテックスよりさらに、透湿性が良い素材があります。

それは【ゴアテックス シェイクドライ】です。

今回は最強のレインウェア シェイクドライを使用したゴアR7 ゴアテックス シェイクドライトレイル フーディッド ジャケットを購入したのでレビューしていこうと思います。

ゴアテックスの特徴

ゴアテックスは防水、透湿性に優れた生地で主にレインウェアなどのアウターによく使われる素材です。

通常のゴアテックスで製品を作る際は表地、ゴアテックス、裏地の三層で作られています。

「表地で撥水機能と強度の確保」を、「ゴアテックスで防水性、透湿性」を、「裏地で着心地の肌触りの良さ」を出し雨風に強い服になっているんです。

裏地を完全に貼り付けず独立している2層タイプもあるよ。より透湿性が良くなり汗抜けがよくなります。

ゴアテックスの魅力は非常に軽量なのに雨風に強いところです。

またゴアテックスはいろんなアウトドアメーカーが出していますが、ゴア社の厳しいテストに合格したものだけがゴアテックスを名乗ることができるようになります。

【ゴアテックス シェイクドライ】とは?

一方【ゴアテックス シェイクドライ】は、ゴアテックスの3層構造から表地をなくして、2層構造にしたものです。

シェイクドライのメリットは以下の通り

メリット
  • 非常に軽量
  • 振るだけで水が落ちるくらい撥水性が高い
  • 圧倒的透湿性
  • 手入れが簡単

2層にすることでさらに軽量になり、文字通り振るだけで水が乾くほど撥水性が上がっています。

ランナー目線で注目なのが透湿性さらに上がっている点です。

その能力は通常のゴアテックスの2倍以上の数値です。

モンベルの究極のレインウェアと言われるストームクルーザーと比べてみました。

製品名透湿性平均重量
ピークドライシェル(シェイクドライ)80,000g/m²・24hrs185g
ストームクルーザー(ゴアテックス3レイヤー)35,000g/m²・24hrs254g

全然違いますよね、これでウェア内の蒸れはかなり軽減されそうです。

手入れも比較的簡単で通常の洗濯をすればOK。

今までのゴアテックスは撥水スプレーをかけたりする必要がありましたが、シェイクドライの場合生地自体が撥水するため撥水力が持続します。

高性能なシェイクドライですがデメリットも存在します。

デメリット
  • 耐久性が低い
  • 色が黒のみでテカテカしている
  • 価格が高い

シェイクドライの弱点はゴアテックスメンブレンが表地に出ているので、耐久性が低い点になります。

そのため各メーカーはザックをウェアの外に背負うことを推奨せず、ザックごとウェアを羽織ることを推奨しています。

そうなると用途もランニング、サイクリングが主な使い道になってきます。

カラーも好みが分かれますが、黒の一色のみでテカテカした見た目です。

また価格も高く手が出しにくい方も多いかと思います。

R7ゴアテックス シェイクドライトレイル フーディッド ジャケット

モンベル、ノースフェイスと言ったアウトドアメーカーから出ている【ゴアテックス シェイクドライ】ですが私はゴア社から出ているR7ゴアテックス シェイクドライトレイル フーディッド ジャケットを購入しました。

見た目はシェイクドライ特有のテカテカしたものです。

白いラインは反射素材になっていて暗い夜道でも自分をアピールできます。

ポケットは胸の部分に一つ小さいものがあり、鍵などを収納できます。

袖の部分はゴムがあり腕にフィットします。

腕の長さは少し長めに感じました。

帽子にはつばがあります。

着心地、サイズ感

フィット感はアウターとしてはタイト目に作られていて、ランニングやトレイルランニングを意識して無駄が少なく作られている感じがします。

シェイクドライ製品は耐久性が弱点なため、ザックなどウェア内に背負うのが普通なんですが、このゴアウェアが出しているR7ゴアテックス シェイクドライトレイル フーディッド ジャケット軽量なザックなら背負うことができる比較的耐久性が高い製品になっています。

またもともとフィット感が高いためレインウェアによくある、絞りでサイズを調整する機能はついておらず、サイズ選びは慎重に行う必要がありそうです。

165cm60kgの私はSサイズを選びました。

腕を上げる動作で少し引っかかりますが、ランニングの動作で動きを邪魔することはありません。

走ってみて、撥水力、透湿性は?

雨の日に走ってみると車のガラコを塗った用にポロポロ雫が落ちていきます。

途中で雨は止みましたが走り終わる頃には、水はほとんど落ちていました。

流石シェイクドライという名前だけあるね!

今回は5分/kmで10km走ってみて透湿性を確かめてみたところ、蒸れは一切なくウェア内は快適に保たれていました。

この日は風も強かったのですが、防風性もそれなりにあるように感じます。

ただ生地が薄いため過信は禁物だと思われます。

気になる点

ほぼ満足のいくウェアですが、気になる点を上げるとするなら腕が長めに作られているため、ランニングウォッチが見にくいところです。

アウターを着ると他のウェアでも見にくくなるので、R7ゴアテックス シェイクドライトレイル フーディッド ジャケットのデメリットというより、アウターを着るデメリットですね。

まとめ

【ゴアテックス シェイクドライ】のR7ゴアテックス シェイクドライトレイル フーディッド ジャケット紹介をしてきました。

マラソンで記録の向上を目指すには、継続的な練習が必要です。

ですがマラソンは屋外で行うスポーツで、天候によっては練習できない日というものが出てきてしまいます。

雨で走りたいけど走れないそんな方はレインウェアを着て走ってみてください。

レインウェアは蒸れて走りにくいと感じたら、シェイクドライの出番です。

シェイクドライを着て走れば雨を気にせずいつものように練習でき、記録の向上に繋がっていくはずです。

他の人が練習していない時に練習すれば、ライバルに差をつけることができるでしょう。

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