2023年4月8日に開催された加賀シーサイドトレイルランに参加してきました。
僕にとって初めてのトレラン大会だったので分からないことが多かったですが、ロストすることなく完走することが出来ました。
出場したクラスはミドルの部で距離は15km、トレランの距離としては短い距離ですが初心者でも走りやすく初めてのトレランにはちょうど良い距離。
今回は初めてトレランを走って感じたことや大会の雰囲気をお伝えしていこうと思います。
- トレラン大会に初めて出る。
- ロード区間が多め。
- 海岸沿いの景色が最高。
加賀シーサイドトレイルランってどんな大会?

加賀シーサイドトレイルランは加賀市にある橋立自然公園をスタートして、海岸沿いを走るトレラン大会です。
コースの特徴は比較的ロード区間が多く、道も分かりやすいので初心者でも走りやすいコースになっています。
距離はミドルの部(15km)とロングの部(30km)があり初心者なら距離が短いミドルの部がオススメ。
またキッズファミリーの部(3km、6km)もあり家族でトレランを楽しめるのも魅力の一つです。
コース

加賀シーサイドマラソンのコースは比較的ロード区間も多い走れるトレランコースです。
順位を狙うのであれば前半のロード区間でペースを稼いでいくことが重要になってきます。
後半は海岸沿いのトレイル区間は道幅も狭いのでロードメインで走っている僕にとっては走りにくい区間になります。
高低差もロードと比べれると大きいですが、距離が15kmと短いミドルの部なら勢いで押し切れそうです。
エイドは9km地点に1ヶ所ありますが、スピードレースのミドルの部なら寄らず走るのも十分可能です。
レース展開 前半【スタート〜第1エイド】

ここからはレース展開を振り返ります。
今回持っていった装備がこちら
- ソフトフラスク500ml
- ザック・S/LABセンス2
- シューズ・センスライド4
- 携帯コップ
- 補給食
- スマホ
- R7ゴアテックス シェイクドライトレイル フーディッド ジャケット
太字が必携品
ほとんど必携品のみですが正直補給する前にレースが終わる感じなので、上位を目指すならどれだけ装備を軽くするかが勝負だと思います。
初めてのトレラン大会ですが目標は出来るだけ上位に食い込むことにしました。
ラン友さんからのアドバイスで事前に始めのロード区間で順位が決まることを聞いていたので、始めのロード2kmは全力で攻めて行きます。
ペースは4分/kmを切るサブエガペースで突っ込んで行きます。
ロングの部と同時スタートなので、正確な順位は分かりませんがおそらく5〜10位の位置にでスタート出来ました。
明らかなオーバーペースでこのツケがトレイル区間に入った時に回ってくることになります。
トレイル区間
ロード区間が終わるといよいよトレイルに入って行きます。
トレイルに入って早々午前中に雨が降っていた影響で抜かるんでいた地面に足が取られ転んでしまいました。
トレランの洗礼を受けながら進んで行きます。
今回のコースは険しい坂ではないので走れるトレイルな訳ですがそれでも山の登り坂、ロードの登りと訳が違うくらい心拍に負担が掛かりました。
後ろからくるトレイルの猛者たちにどんどん抜かれてしまいます。
キツさ的にはインターバル走に似ていて、ペースは速くないですがとにかく心臓がキツい。
息を吸っても全然足りなく、ペースを下げて落ち着かせるしかありませんでした。
6kmを過ぎると再びロード区間に入りまたペースが速くなってきます。
4:20分/kmくらいのほぼサブ3ペースですが不思議とトレイル区間よりはキツくありません。
これがトレイルのキツさなんだなと実感を感じつつ舗装路ありがたみ感じながら走ります。
ロード区間の最後にエイドがあり、せっかくなので少し栄養補給してから後半のトレイル区間に入って行きます。
後半【〜ゴールまで】

後半はほぼトレイル区間、後ろに人もおらず前に2人いる状況です。
こちらとしては特に抜くことができる体力はないので、なんとか前の2人について行きたいところ。
初めてのトレイルでロストが怖かったので、死に物狂いで走ります。
しかし前半のツケが回ってきたのか、単純に走力がないのか、登り下りだと全く付いていけません。
登りで離されて、下りやフラットなところでなんとか付いていく展開が続きます。
キツい区間ではありましたが景色は絶景で、それだけで心がリフレッシュされます。
途中前の2人を見失ったりして自分が前に進んでいるのか不安になりながらいると、ようやく見覚えのある道に戻ってきました。
ペースも安定してきて徐々にペースを上げていき、引っ張ってもらった前の2人に感謝して抜きゴールしました。
結果全体で17位、年代別で5位でタイムは1時間24分40秒でした。
加賀シーサイドトレイルを走った完走
初めて参加した加賀シーサイドトレイルランですが、総じて初心者でも走りやすいオススメの大会です。
ロード区間が多く、トレイル区間もそれほど険しい道ではないのでトレラン慣れしてなくても十分完走することが出来ます。
距離も15km、30kmと選べるところも初心者にオススメできるポイントです。
逆にロングトレイルをメインでやっているランナーにとっては少々物足りないところもあるかもしれません。
ゴール後にはカレーやドリンクを買って疲れた身体を癒しました。


トレランとマラソンの違い
僕自身初めてトレラン大会に出た完走としては、トレランはとにかく心拍の上がり下り多いというところです。
マラソンは一定のペースで前半は抑えて走り、後半キツくなってから頑張るという感じですが、トレランは距離というより勾配がキツくなると一気にキツくなってきます。
僕はトレランは初心者ですがマラソンならサブ3並です。
それでも勾配がキツくなると走れません。
マラソンからトレランに挑戦するランナーならなんとなく、キツさが伝わるのではないでしょうか?
歩くのと走るのを上手く組み合わせることがトレラン上達の道なのではと初参加して感じたところです。
他のトレランの魅力が景色が良いところです。
ロードは平地なので平面での景色になってしまいますが、トレランなら山の上からなど自然の景色を上から見ることができ、その美しさはロードにはない魅力となっています。
今のところロードがメインですが、トレランもこれから出ていきますのでまた楽しさを伝えていければと思います。