コロナ禍になってイベントがめっきり少なくなっています。
マラソンも例に漏れず各地で中止が相次いでいます。
そんな中増えているのがオンラインマラソン。
オンラインマラソンはGPSが繋がればどこでも参加できる新しいスタイルのマラソンです。
現地にたくさんの人が集まらないので、密にならずマラソンができるし時間に縛られずいつでも走れるので気軽に参加できます。
また期間も一ヶ月ほどあり、期間内に累計で42km走ればいいのでフルマラソンを走れない人でも参加できるところがいいですよね。
ただどこからでも参加できていつでも走っていいとなると、『普段のランと大きく変わらない』そんな悩みが出てきます。
そこで今回はオンラインマラソンを楽しむ方法を考えてみました。
オンラインマラソンの楽しいところ、つまらないところ

まずはオンラインマラソンのメリット、デメリットを整理します。
メリット
- 期間内いつでも走れる
- 分割して走れる
- 場所を選ばない
- 時間の制限がない
- 他のランナーと走行距離で競える
デメリット
- マラソン大会よりイベント感が薄い
- 目標が曖昧になりやすい
- 達成感が少ない
- エイドがないので自分で補給
やはり気軽に参加できる一方で、普段マラソンに参加している人には物足りなさがあります。
せっかく自由度が高いのでいろんなレベルで楽しみ方を考えてみましょう。
ダイエット目的

普段運動したいけど、なかなか機会がないという人はオンラインマラソンはいい機会です。
毎日1〜2km走ったり、一回で5km走れる人は週2〜3回走れば42km達成できます。
もちろん歩いてもいいわけですから、継続していけば誰でも完走できるでしょう。
せっかくなので継続する動機にオンラインマラソンを活用するのアリです。
注意点はランニング慣れてないとケガに繋がりやすいので、一気に距離を稼がず分けて走ったり休息日を入れて身体に負荷をかけ過ぎないようにしましょう。
初のマラソン完走を目指す

一度マラソンに挑戦したいと考えていた方も、オンラインマラソンを参加してマラソンの感覚を経験してみるのもいいと思います。
10kmや20kmは練習で行うことが多いですが、流石にマラソン未経験42km走る人は稀です。
なのでオンラインではありますが、実際に42km走ってみるのは良い経験になると思います。(もちろんマラソン大会に参加するのが一番ですが)
注意点はエイドがないので自分で補給食や水を持参する、もしくはコース上にコンビニなどを設定してエイド代わりに活用し補給を取れる方法を用意しておくことです。
エイド代わりにグルメラン

マラソンの楽しみの一つとして、豊富なエイドがあります。
エイドには水などの飲み物はもちろん、その地方ならではの食べ物が並んでいることが多いです。
エイドを楽しみにマラソンに出ている人も多いのではないでしょうか?
しかしオンラインマラソンではエイドがないため、そんな楽しみがありません。
そこで普段は普段走らないコースで途中でオリジナルエイドを設定し、お店にたちより食べながら走るというグルメランはどうですか?
人気のパン屋や喫茶店、コンビニで普段は高くてあまり買わないスイーツなんかもいいと思います。
最近はテイクアウトをしているお店も多いので、グルメランもしやすくなっています。
もちろんゴールに設定して最後に食べて帰るというのもいいかもしれません。
ただコースを考える手間があるので、そこは注意です。
トレーニング代わり、マラソン予行練習
ここからは本格的なランになってきます。
普段の疲労度から考えて42km一度で走る人は少ないです。
そこであえて42km走るというものです。
まさにオンラインマラソンを忠実に行なっている人!
個人的には一人で42kmはメンタル的に折れてしまうため二の足を踏んでしまいますが、強い意思を持つランナーやウルトラランナーならば可能ではないでしょうか?
記録を目指す
オンラインならではになりますが、普段では達成できないタイムでゴールすることも可能です。
回数を分けて走ることにより、記録を出します。
またオンラインマラソンによっては、期間内の総走行距離で順位が出るのでそれを目標に頑張ってみるのもいいかもしれません。
ただし猛者という名の変態が中にはいるので、心が折れないように、、、
まとめ
オンラインマラソンでは楽しみ方は人それぞれです。
確かに普段のマラソンのような会場の一体感やゴールした時の達成感はオンラインでは味わえないですが、オンラインにもよさがあります。
せっかく参加するのですから、少しでも楽しんで走って普段と少し違ったランにしませんか?