ミズノのウェーブライダー26ってどんなシューズ?
ウェーブライダー26は安定感の高い万能シューズ。初心者ランナーの初めての1足としても、ベテランランナーのジョグ用シューズとしても使えるよ。
ミズノのロングセラーシューズ、ウェーブライダー。
2022年も発売され今年で26代目になります。
僕はこれまでナイキやアディダスを中心に色んなメーカーのランニングシューズを履いてきましたがミズノはウェーブライダー26が初めてです。
サブ3を目指す僕にとってレース用シューズではありませんが、普段のジョギングのお供にと今回購入しました。
シンプルなランニングシューズだと思っていましたが、実際履いてみると安定感が高くライド感も適度にありある程度のスピードも出せる万能シューズだと感じました。
今回はそんなウェーブライダー26のレビューをしていこうと思います。
- これからランニングを始めるランナーの最初の1足に。
- マラソン完走を目指すランナー。
- 安定感の高いシューズが欲しいランナー。
ウェーブライダー26の特徴 スペック

ウェーブライダー26の特徴は以下の通り
品名 | ウェーブライダー26 |
ミッドソール | MIZUNO ENERZY |
アッパー | エアメッシュ |
アウトソール | X10 |
ドロップ | 12mm |
重量 | 約285g(27cm) |
価格 | 14.850円(税込) |
ウェーブライダー26はランニング初心者やマラソン完走〜サブ5くらいがターゲットの誰にでも履きやすいシューズです。
クッション性と安定感に優れていて、ランニングに慣れていない初心者でもスムーズに走れるようにサポート能力の高いのが特徴です。
今作は適度なライド感もあるためよりスムーズで軽快に走れてスピードも以前のモデルより出しやすくなっています。

重量は26.5cmの実測で276gでした。
ミッドソール

ミッドソールはMIZUNO ENERZYが使われています。
MIZUNO ENERZYは柔らかさと反発力に優れた素材でスムーズな足運びを可能です。
ウェーブライダー26は前作と比べミッドソールが2mmアップしています。
2mmアップしたことでシューズのクッション性と反発力が上がりより快適なシューズに仕上がりました。
ミッドソールが厚底化すると安定感が弱くなってしまいますが、MIZUNO WAVEと呼ばれるウェーブ状のプレートがあることで安定感を出しています。
今作のMIZUNO WAVEは外側と内側の両方から巻き上げる構造にすることでブレを少なくしより安定感がよくなっています。
アッパー

アッパーには柔らかいエアメッシュを採用。
アッパーが柔らかいとより足にフィット感が良くなり、気持ちの良いフィッティングになります。
エアメッシュの名の通り通気性に優れシューズ内が蒸れにくく長い時間快適にしてくれます。

ヒールカップはしっかりとした厚みが足あたりも最高です。

シュータンはガゼットタング構造と呼ばれる一体型。
フィット感が高まり安定感が向上します。
アウトソール

アウトソールにはX10と呼ばれる摩擦に強い耐久性のあるラバーを使用。
ラバーには屈曲しやすいように溝があり自分の足で蹴る感覚を養えます。
さらにラバーが一枚で繋がることにより過度な屈曲を抑え、スムーズに力を伝えることも可能です。
サイズ感・履き心地

26cmと26.5cmでサイズ選びを迷いますが、今回僕は26.5cmを購入しました。
横幅は余裕のある作りでアッパーの柔らかさもあり、とても履きやすい印象です。
僕はピッタリサイズで選ぶなら26cmでしたが、どちらかと言うと長い距離を走る場面が多そうなので少し余裕を見てサイズを選びました。
僕は右と左で0.5cmほど足のサイズが違います。小さい方の左の足はシューズの締め方を調節することで補正しています。
履き心地はアッパーが柔らかく足にフィットとしてとても気持ちの良いシューズです。
シューズが少し反り上がっているのでちょっとしたライド感もあります。

走り心地、実走レビュー
実際走ってみるとミズノエナジーのクッションの良さを感じます。
シューズを履いた時は適度なライド感があるかなと思いましたが、カーボンプレートは入っていないためか走行感はクセのないシューズだと思いました。
着地はミズノウェーブのおかげで安定感があり、安心して走ることができます。
反発力はレーシングシューズと比べると物足りなさはありますが、ジョグシューズとしては十分な反発力があり、サブ4ランナーならこれ1足で練習からレースまで対応できそうです。
重量は前作より重くなっていはいますがしっかりとした反発力があるのでジョグシューズと言うより色んなシーンで活躍する万能型シューズだと思います。
オススメランナー、適正ペース

ミズノの公式ではサブ4.5〜サブ5向けシューズと出ていますが、僕が履いた感じではサブ5くらいはもちろんサブ4まで対応できると思います。
ゆっくり走ってもクッション性と安定感があるため、6分台/kmペースがオススメです。
シューズの屈曲性も良いので自分で走る力をを養いたいランナーにもオススメ。
屈曲性が良いと足裏を鍛えることも可能なので走力の向上が期待できます。
カーボンシューズでは鍛えにくい部分なので気になる方は屈曲性の良いシューズを1足持っておくことをオススメします。
サブ3を目指す僕は5:10〜5:30分/kmのペースが安定して走れました。
速めのジョグでもう少しペースを上げて5分/kmより上げることもできるのでジョグシューズとしての完成度も高いです。
気になるポイント

サブ5ランナー向けにしては少しアッパーの安定感が低めかなと思います。
ヒールカップやミッドソールは安定感は高いですが、柔らかいアッパーは足が動きやすいのでがっちりアッパーで固めて走るのが好きなランナーには気になるかもしれません。

シューズ全体としては安定感は高い部類なのでアッパーの柔らかさが気にならないなら問題ないと思います。
まとめ
ミズノのウェーブライダー26のレビューをしてきました。
今作ではシューズが厚底化したことでクッション性がよくなり足に優しいシューズになりました。
初めてマラソンやランニングを開始するランナーにももちろんオススメできるシューズですが、僕のようなサブ3などのタイムを狙うランナーにとっても完成度の高いジョグシューズとしてオススメです。
万能型シューズはナイキのエアズームペガサスシリーズが有名ですが、僕は今回初めてミズノのウェーブライダー26を履いてみてナイキに全然負けてないなと思いました。
とても良いシューズなのでぜひいろんなランナーに履いてみて欲しいです。