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アシックス 【メタスピード スカイ+】レビューアシックス2代目最速シューズの実力は

ランナー

アシックスの最速マラソンシューズ【メタスピードスカイ+】のサイズ感や履き心地が知りたい。他のメーカーのとの違いは?

jun

【メタスピードスカイ+】はサブ3以上のランナーにオススメのシューズ。アシックスらしく日本人に合わせた形で履き心地がとても良いよ。

メタスピードスカイ+は前作メタスピードスカイの最新モデルでアシックスの最速マラソンシューズです。

メタスピードスカイ+はストライド走法に向いているシューズで、シューズに伝えてミッドソールを潰せる力強いランナーに向いています。

サブ3以上のランナーでこんな方に特にオススメです。

こんな人にオススメ
  • アシックスのスピードシリーズのシューズを持っている。
  • ヒール部のクッション性が欲しい。
  • ストライド走法で走っている。

メタスピードスカイ+の特徴 スペック

メタスピードスカイ+のスペックは以下の通り

品名メタスピードスカイ+
ミッドソールFF BLAST TURBO
アッパーモーションラップアッパー
アウトソールASICSGRIP
重量196g(実測26.5cm)
ドロップ5mm
価格27.500円(税込)

メタスピードスカイ+の特徴はストライド型のランナーに適したシューズになっていること。

アシックスがアスリートと共に研究開発を進め、ストライド型のランナーがミッドソールのフォーム材を押しつぶせるようなカーボンの形状にすることによってより反発力を得られるようになっています。

スカイ+はプレート形状が比較的フラットに入っていて、ミッドソールを潰す範囲を広くなっています。

対してエッジ+は力のないランナーでも母子級付近で局地的に、ミッドソールを押せるようにして反発を得やすくなっています。

ミッドソール

ミッドソールの前作から引き続きFF BLAST TURBOが使われいます。

シューズの厚みは変わっていませんが、前足部の横幅とつま先の反り上がりを変更していてFF BLAST TURBOを4%増量させました。

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前足部の幅が広いとフォアフット着地が安定することはもちろん、蹴り出し時もブレることなく地面を蹴ることができるよ。

アッパー

アッパーは前作のエンジニアードメッシュアッパーからモーションラップアッパーに変更されました。

モーションラップアッパーは軽量で伸び縮みするので、より足にフィットするようになりました。

またシューズの足型も前作より前足部に余裕を持たせることで、レース後半の足が膨らんできた時にもシューズ内が快適になるようにアップデートされました。

エンジニアード設計のより部位により密度が異なるため、通気性とサポート性にも優れています。

シュータンはペラペラです。

アウトソール

アウトソールは前作から引き続きASICSGRIPが採用されており、確かなグリップ力があります。

前作からの変更点はその形状で、グリップ性を保ちながら軽量性も得られるように無駄を省き効率的な形状になりました。

エッジ+スカイ+では若干アウトソールの形状が異なり、それぞれの走法に合うよに配置されています。

エッジ+の方が若干ではありますが、ヒール部と中足部に多くラバーが配置されています。

jun

スカイ+はフォアフットより、エッジ+はヒールストライクよりのラバー配置ですね。

重量は26.5cmで196gと厚底カーボンシューズの中では非常に軽量な部類になっています。

サイズ感、履き心地

サイズはレース用ではワンサイズ大きめを選ぶようにしているので、メタスピードスカイ+も少し大きい目にして26.5cmをチョイスしました。

ピッタリサイズは通常だと26cmですが、フルマラソンを走ると右の足先に当たるような感覚が出るので最近は大きめのサイズを選ぶようにしています。

jun

僕は右の足方が0.5cm大きいので、右足の爪のトラブルが多いです。

フルマラソンの時は大きめのサイズを選び、靴紐やソックスでフィット感を調節します。

メーカー曰く前作のメタスピードスカイに比べ、足先に若干余裕を持たせているらしく足幅が広いランナーにも履きやすくなっています。

jun

僕は前作は履いてませんが、履いた感じは狭すぎずキツすぎで丁度いい感じでした。

履き口のパッドがレーシングシューズの中ではしっかりしたものになっているので、足首のフィット感が高くホールド感も高いです。

シューレースはヴェイパーフライネクスト%2と似たギザギザしたもので、伸縮性があり解けにくくなっています。

走り心地

走ってみるとミッドソールの沈み込み過ぎず、反発力があるように感じました。

クッション性は高く、反発力も高いので足の設置時間を短くするように意識して走るとシューズのコンセプトのストライドが伸びる感覚があります。

ピッチかストライドか

このシューズを選ぶときに迷うであろう自分はピット型かストライド型か?

市民ランナーが自分はどっちなのか判断するのは難しいところです。

これを判断するには速いペースと遅いペースを比べた時のピッチを見てピッチが変わらなければストライド型、速いペースの時にピッチが10以上上がるとピッチ型です。

あくまで目安にはなりますが、参考にして見てください。

アシックスの公式サイトには判定ツールもありますのでこちらにデータを打ち込んでもらうのも良いと思います。アシックス公式サイトはこちら

jun

僕はペースをコントールする時ピッチはあまり変えず、歩幅で調節する傾向にあるのでどちらかというとストライド型。

安定感が高い

前足部の幅が広いため、フォアフットで着地しても安定感がとても高いです。

もちろんヒールストライク、ミッドフット着地でもミッドソールの沈み込みが少ないので安定して走ることができます。

安定感が高いと着地を気にせず走ることができるため、より自分の走りに集中して走ることができレース後半まで走りやすくなります。

転がるようなライド感

メタスピードスカイ+のカーボンプレートはフラットな形状なため、ライド感はそれほど強くは感じませんでした。

自然なライド感で走っていてもカクンとしたライド感ではなく、コロンと転がるようなライドが得られます。

グリップ力が高い

アウトソールのASICSGRIPはグリップ力も高く、濡れた路面でも滑りにくく安定して走ることができます。

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グリップ力の高いシューズが好きな僕にとっては、嬉しい機能です。

オススメランナー、最適ペース

オススメランナーはサブ3以上のランナーで、ミッドソールのFF BLAST TURBOをしっかり押せるくらい力があるランナーにオススメします。

ペースは4分/km以上でこのシューズの良さが出てきます。

個人的には強いアシストがあるというシューズというよりは、自分の力で走るシューズだと感じました。

ペースコントロールがしやすく、オーバーペースにはなりにくいと思います。

ヴェイパーフライネクスト%2との比較

僕が感じた同じ厚底カーボンシューズのヴェイパーフライ2と比較ですが

クッション性は

ヴェイパーフライ2>メタスピードスカイ+

反発力、推進力は

ヴェイパーフライ2<メタスピードスカイ+

重量は

ヴェイパーフライ2>メタスピードスカイ+

グリップ力

ヴェイパーフライ2<メタスピードスカイ+

安定感は

ヴェイパーフライ2<メタスピードスカイ+

比較するとメタスピードスカイ+の方が推進力や安定感も高いですが、履きこなしやすいのはヴェイパーフライ2の方が履きやすく感じました。

ヴェイパーフライ2の方がどんなランナーでも分かりやすくシューズのメリットを感じるバランスの良さが魅力です。

メタスピードスカイ+は履き心地の良さは高いですが、より強い反発力があるのでよりランナーを選ぶ感じがしました。

ヴェイパーフライネクスト%2のレビューはこちら

まとめ

アシックスのメタスピードスカイ+の紹介をしてきました。

アシックスならではのシューズのフィット感と履きやすは、レーシングシューズでも健在。

シューズの安定感を重視するランナーには特にオススメです。

個人的にはエッジ+も購入したいところでしたが、予算が追いつかず迷った挙句スカイ+を購入しました。

シューズを選べる自由度も良いですが、統一感を持って販売してくれた方がユーザーとしては迷わず購入できるので嬉しいのですが、、、

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