2022年10月30日開催の金沢マラソンに出走してきました。
金沢マラソンは僕の地元石川県で開催される最大のマラソン大会で毎年の参加倍率が2倍以上ある全国的にも人気のマラソン大会です。
僕JUNにとっては第3回の2017年から毎年参加しているマラソン大会であり、初マラソンに挑戦した思い出深い大会です。
2022年の今回は僕にとって5回目の金沢マラソンで、地元ということもあり最も慣れ親しんだ大会。
これまでの僕のフルマラソンのベストタイムは2022年の長野マラソンで出した3時間13分11秒です。
今回僕の目標は3時間10分切りが自分にとっての最低目標で、あわよくば3時間5分切りを狙って挑戦しました。
結果はネットタイムで3時間8分47秒とPB更新で目標達成ですが、レース結果をみると課題の残る結果となりました。
- エイドが豊富で食べて走るのが楽しい。
- 有名な大会なので有名人やYouTuberに会える。
- 時間設定やコースが初心者でも走りやすい。
金沢マラソンの特徴

金沢マラソンは金沢の市街地をスタートし、始めは観光地を見ながら豊富なエイドを楽しめる初心者でも楽しみやすいマラソン大会です。
コースの特徴は前半の13km地点までは登り基調でそこから30km手前までなだらかに下るような高低差で折り返しコーナーも少なく比較的走りやすいコースだと思います。
しかしコース後半は油断すると苦しむこともあるかもしれないので油断は大敵です。
後ほど書きますが僕が満足した結果を出したのは前回大会のみで他の大会はどれも後半苦しいレース展開となっています。理由も僕が感じた範囲でお伝えできればと思います。
食べまっしステーション
金沢マラソンの魅力の一つの豊富なエイドポイント食べまっしステーションは今年も健在で僕もタイムを狙わないのであれば楽しみたいポイントではあります。
色んな石川のスイーツを楽しめますが、昔の僕はエイドを全制覇すること目標に走っていました。(そのためタイムは今より断然遅かったです。)
正直口の中の水分を持っていかれるような物も多いので、余裕がなければ無理して食べる必要なありません。
でもせっかく金沢マラソンに参加したなら食べてみてたいそんなスイーツばかり置いてある回復させたいのか、タイムを遅らせたいのか分からないポイントです。
いつかまた全制覇してやりたい、そんなことを一も胸に秘めている僕junでもあります。
会場への行き方

選手受付は金沢駅の改札を出たら左側の東口、鼓門がある方へ歩き扉を出たら地下へ。
降りてすぐの正面はExpoなので一旦スルーして左の受付へ。
受付を終えるとExpo内をみれますが、ここでは手前のシャトルバスのチケットの購入をオススメします。

シャトルバスは受付の反対側の西口のバスターミナルで乗車します。


当日バスで駅から会場まで送迎してくれるので、下手に会場近くのホテルに泊まるより駅周辺で泊まった方が結果楽に会場入りすることができます。
今回のレースプランニング
僕は何度も金沢マラソンも走っているし、土地勘もあるのでプランニングではそれほどペース配分に悩みません。
今回のプランは前半速めのペースで入り、後半は我慢するポジティブスプリットで行く作戦にしました。
理由は2つで
- サブ3が目標だが、走力がまだ足りない自覚があるので速めのペースでサブ3に挑戦したい。
- 元気な内は坂道が割と得意なので、始めに貯金を作っておきたいから。
ペースは始めは4:20分/kmで入って様子を見て余裕がありそうなら少し上げて、後半は4:30分/km〜4:40分/kmで貯金を崩して走るのが理想です。
これなら3時間5分切りも狙えて、3時間10分は多少崩れても達成できると踏みました。
ポイントは25km〜30km地点でここでの体力の残り具合でレース展開が大きく変わります。
スタート〜10km
スタートから13kmくらいまでは登りになるので、様子を見ながらペースを調整していきます。
正直今回は前月までケガが多かったので心配していましたが、いざ走ってみると調子がよく一時4:10を切るハイペースで走ってしまいました。
正直予想より速かったですが、サブ3に向けて良いチャレンジになると思い大きく調整せず周りのランナーにのペースに合わせて走ることにしました。
登りでは前半ということもあり苦労せず攻略。
10km〜20km
13km地点で最高地点を通過が緩やかに下っていきます。
そのおかげもあり、ペースは以前4:10分/km〜4:20分/kmを維持。
下りとは言えペースのバラツキを抑えて走れていることに成長を感じます。
実はこの下り金沢マラソンの最も重要なポイントの一つだと僕は感じています。
僕のように設定ギリギリのランナーはこの下りでペースを抑えないと後半の失速に繋がる可能性があるのです。
下りはペースは上げやすいですが、足への負担が大きいのでここで溜まった乳酸が後半にジワジワ効いてきます。
20km〜30km
まだこの区間は下りが多い感じでペースもなんとか維持できています。
僕のいつもの感覚だと下りが終わるとグッとペースを維持するのがキツくなってきます。
このペースを維持できないのは後半であったり、今まで助けてくれていた下り坂が終わったことを意味しており分かっていてもメンタルにきます。
ペースは維持できいますが身体は結構キツくなってきています。
そろそろペース落として行こうかなーとそんなことを考えていました。
30km〜ゴールまで
マラソンには30kmの壁というものがあります。
30kmを超えてから急に身体が動かなくなるあの現象です。
僕の場合35kmを超えてくると壁が見えてくるのですが、今回も漏れなくブチあたりました。
とはいえ38kmまではなんとか設定ペースの4:40分/kmを維持できいましたが、39kmを超えてからは5:00分/kmを超えてしまい大幅ペースダウンしてしまいました。
とりあえず止まってしまうと、次走り出すことができなくなってしまうので歩かないことだけを意識して残り3kmほどを走りゴール。
残り3kmが感覚的には30km走るよりキツく感じました。
結果はネットタイムで3時間8分47秒で3時間10分切りは達成できましたが、後半の失速を抑えられず悔しい所を残すことに。
後半の大幅な失速の原因は下りのオーバーペース。
ラクに走れてしまうので調子が良いと勘違いして走ってしまい後半に足がキツくなってしまします。
自分のペースが分かる方は我慢して後半に足を温存したほうがよいでしょう。
負け惜しみになってしまいますが、僕はある程度分かっていてオーバーペースで走っています。自分が夏の間どれだけ成長したかみて見たかったんですね。
金沢マラソンの総評
ということで金沢マラソンのレースレビューでした。
正直もう少し走れればなという思いありますが、今の自分はこの立ち位置です。
サブ3にはまだ遠いですがそれでも成長はしていましたし、ケガで思うような練習ができなかったことを思えばまずまずの出来だと思います。
今年は11月20日行われる神戸マラソンが控えているのでまたPB更新できるように調整していきます。
目標は3時間5分切りです!
ブログのために写真を撮ろうとカメラを持っていきましたが、レース中は撮るのをすっかり忘れてしまいました。
撮影しながら走るYouTuberは凄いんだなと実感しました。