ランニングシューズ

アディダス アディゼロ ジャパン6レビュー 厚底に変化して何が変わった?

今まで私がメインで使っていたシューズは、アディダスのアディゼロ ボストン9でした。

重量、安定感、クッション性でバランスが取れた私のお気に入りシューズでした。

しかし新しく発売されたボストン10では大きく形状が変化、従来より厚底でライド感があるモデルに変更。

もちろんいいシューズだと思いますが、少し重いのが私には気になるポイントです。

そこでメインシューズの候補に上がり購入したのが、同じくアップデートされたアディゼロジャパン6

アディゼロジャパン5もポイント練習では使用しています。

薄底だったジャパン5から厚底に変更され、クッション性がアップされています。

今回はそんなアディダス アディゼロ ジャパン6の紹介をします。

こんな方におすすめの記事です。

・ボストンシリーズを使っていたが、ボストン10は履きづらそう

・サブ3、5やサブ4が目標

・アディゼロジャパン6の使い心地が気になる

アディゼロジャパン6の特徴

ミッドソールの素材の変更。

厚底シューズに変化。

アディゼロジャパンといえば元世界記録を打ち出したこともあるシューズです。

そんなアディゼロジャパンシリーズの6代目となる、アデイゼロジャパン6のスペックは以下の通り。

品名アディゼロ ジャパン6
ミッドソールヒール部Lightstrike 前足部Lightstrike Pro
アウトソールContinental™ラバーアウトソール
アッパー一層構造のメッシュアッパー
システムトルションシステム
ドロップ8mm(ヒール部27mm 前足部19mm)
重量230g
価格14,300円(税込)

前作アディゼロ ジャパン5から大幅なアップデートが行われて見た目からも大きく変わっています。

一番大きな変更点はミッドソールです。

BOOSTフォームが廃止され、新たにLightstrike Pro採用されています。

アディダスといえば BOOSTという人もいるくらい、メーカーを代表するミッドソールがなくなり走り心地の変化が気になるところ。

また前作からミッドソールは厚底化しています。

右からジャパン6、ボストン9、ジャパン5シューズで厚みが違います。

重量の増加や、地面の接地感も気になります。

では詳しく見ていこうと思います。

ミッドソールの変更、履き心地

まずは一番の変更点であるミッドソールについて、従来のBOOSTフォームが廃止され、新たにLightstrike Pro採用されています。

前足部はLightstrike Pro ヒール部Lightstrikeで構成されています。

厚底シューズだと思って買うと意外と硬めな感触にびっくりします。

Lightstrike Proはアディダスのカーボンシューズにも使われている今のアディダスで最高の反発力のミッドソールです。

触った感じはBOOSTより柔らかく感じます。

ヒール部にある通常のLightstrikeは少し硬めなので、前足部は柔らかく、ヒール部は硬めな感触。

ソールの厚みも増し、ヒール部で6,5mm、前足部で7mm厚くなっています。

シューズが厚くなっているので、前作ジャパン5で接地感が気に入っていた方にとっては残念な変更かもしれませんね。

でも私がシューズを履いた感想はしっかり厚底だけど地面の接地感はわかります。

これなら地面の感触を大事にしているランナーでも、気にせず使えるシューズだと思います。

逆に厚底シューズのクッションの柔らかさを期待していたランナーには、クッションが硬いと感じると思うので注意が必要です。

ジャパン5から引き続きトルションシステムで搭載さており安定感を出しています。

トルションシステムのおかげで厚底でも足のねじれを抑えて安定感がしっかり感じられます。

アッパー、サイズ感、重量

アッパーも変更され前作よりメッシュ部は透けて薄くなったように感じました。

また前足部にしっかりとした補強が入っており、つま先をしっかり保護しています。

シュータンも若干薄くなっていますが一部クッションが入っていて包まれている感覚です。

ヒール部もしっかりしているので、足がしっかりホールドされています。

サイズは前作ジャパン5は26cmの私は、ジャパン6も同じく26cmにしました。

気持ちジャパン6の方が大きく感じましたが、個人的には誤差の範囲で紐の閉め方で調整可能です。

シューズの紐はジャパン5から少し細くなりました。

重量は公式で27cmで230g、ジャパン5が224gなので6g増えてます

私の26cmだと221gです。

厚底になったのに差が6gに収まっているのは、ミッドソールの変更が大きいように感じます。

走ってみて

厚底だが接地感はしっかり感じられる。

適度なクッションで疲れも出にくい。

5分/km切ったあたりからこのシューズの良さがどんどん出てくる。

履いた時に感触が硬く感じたので、クッションも欲しい私にとって少し不安な面もありましたが、実際走って見ると硬さはボストン9と比べてそれほど気になりません。

走っているとおそらくLightstrike Proからですがパンパンと乾いた足音がなります。

前足部のLightstrike Proは柔らかく足のダメージが抑えながら反発力もあるので踏み込んでスピードが出せます。

ヒール部のLightstrikeは硬めですが反応が早くかかとが地面から離れるのがスムーズです。

このへんのバランスが絶妙で、厚底なのに従来のアディゼロジャパンシリーズの接地感と大きく変わりません。

サブ4レベルの私が使うとペースは5分/km前後から4分/km前半までは十分使えそうな感じです。

アウトソールのコンチネンタルラバーは形は違いますがしっかりグリップしてくれます。

ただ個人的には前作の方が雨の時は滑りにくいと思います。

オススメのランナーや使い方

オススメのランナーはサブ4レベルからサブ3、5レベルの人のペース走やレースにも使えそうな感じです。

柔らかいでクッション足を守りながら走るというよりは、ポイント練習やレースなどスピードを出して走りたい時に使うのがオススメかと思います。

スピードも出せますが、従来モデルから引き継がれているトルションシステムのおかげで安定感もあるのでフォームが崩れやすい人でも使いやすそうです。

接地感は硬めですが厚底なのでクッションもそれなりにあるので、軽量なシューズで安定感、反発力を大事にしたい!でもクッションやもそれなりに欲しい!

と思っているサブ4やサブ3、5ランナーには特にオススメです。

逆に柔らかいクッションで足のダメージを最小限にしたい方は、同じアディダスのアディゼロボストン10がオススメです。

まとめ

アディダスのアディゼロジャパン6の紹介をしてきました。

厚底に生まれ変わったアディゼロジャパン6ですが、今までのジャパンシリーズの良さを残しながらより多くのランナーに対応できるシューズになったのではないでしょうか?

アディゼロシリーズのボストン9、ジャパン5の使い分けが被っている範囲があると感じていましたが、今回のシリーズではしっかり棲み分けできていると思います。

重量はあるがクッション性、ライド感のあるボストン10。

軽量で安定感もあり、適度なクッションもあるバランスのいいジャパン6。

個人的にはクッション性がボストン9と比べると固く感じますが、軽量で安定感のあるジャパン6を選びました。

ボストンシリーズが厚底に変化し、重量が気になる方はジャパン6は選択肢に入ると思います。

新しくなったアディゼロジャパン6手にとって履いてみてはどうでしょうか?

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